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伊藤誠
すこし謎めいているけれど、どこか可愛いというかユニークな印象を受ける彫刻作品。作家自身が見たいくつもの夢を再構成することで、彫刻を作り上げて行くという手法が謎めいたユニークさの起因となっている。理屈に合わない奇妙な夢のような内面的要素と、それを紡ぎあわせていくという冷静な作家の眼差しが両方あって、ユニークさだけでない求心力を持った彫刻となる。
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平野米三
鉄を素材に「幾何学」そのものをモチーフとして造型する彫刻を制作する。アメリカのミニマルアートの流れなど、状況的な問題とは一切隔絶した独自の発想でとことん幾何学形態の可能性を夢想し追求するその制作姿勢は非常にユニークである。金属というと無骨で冷たい素材へ俳句・川柳・短歌・連歌を詠むが如く、詩的なユーモアを込める。
2008年2月公開の映画「DEATH NOTE」外伝「L change the world 」に作品が登場している。
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山田恵子
素材は鉄だがエナメルラッカーで着色され、鉄のもつ重さや固さは感じず柔軟な質感を感じさせる。ラフ・スケッチ段階から細部まで練られた彩色を施された作品は、立体的なドローイングを見ているようでもあるくらい軽やかだ。作品の構造や見る位置によって色の表情が変わったりする工夫がされいたりなど、作品が持つ空間の多様さ・奥深さを追求している。
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